婚活ってこんなにしんどいものなんですね

28才から婚活を始め、現在はアラフォーになりました!これまでの婚活と結婚への記録。同志の力なりたい!男、女、仕事、人生、価値観と戦います!

【合コン】最初で最後の王子様12

別れた後の関係は、どうする?

終わりと認めたことによって、少し冷静になった気がした。

最後を嫌な雰囲気で終わりにさせたくないと思い、私は気を遣った。


ソノミ「もう会わないって変な感じだね。でも、一緒にいて楽しいから友達になれたりしないのかな?電話も連絡ももうしない?」


(気を遣ったつもりだったけど、今セリフに書いてみるとただの未練たらたらの発言だね。笑)


なぞ君「一緒にいて楽しいよね。友達……でいたいよね…。」


私は少し期待した。
このまま繋がりがあればなにかまた変わるかもしれない。
(未練がすごい)


なぞ君「いや、でも、やめよう。連絡もしない、友達としても会わない方がいい。」


(がーーーーーん)
ソノミ「…そうだね。」


悲しかったけど、受け入れるしかないと瞬時にわかった。

目が33になった日

この後はお礼を言い合って終わった。
なぞ君が先に店を出て、私は後から重い腰を上げて店を出た。

この時、なぞ君は自分の分だけ支払いをして、それが終わりを突きつけているようですごく寂しい気持ちになったことを覚えている。


頭がボーッとしていて、乗り換えを間違えるというミスして、最終電車でなんとか家に着いた。

家に帰ったら、一気に悲劇のヒロインになった。


あんなに好きで結婚したいと思う相手にフラれた。
その人のために今までいろいろ頑張っていたのに、フラれた。
またもや結婚は考えられないと言われた。

それらをぐるぐると考えて夜通し泣いていた。


翌日が休みなのが本当にありがたかった。

翌日、友人にことの顛末を話したら、家にきてくれた。
私は年甲斐もなく友人の前でわんわん泣いた。
(友人よ、ありがとう。女友達は時に神なんだ。)

夜通し泣いていたので、目が本当に藤子不二雄の描く33の目になっていた。
人生で一番目が腫れた日だった。





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【合コン】最初で最後の王子様11

葛藤と沈黙、沈黙、沈黙

飲み物が席に届くまで、私たちは沈黙していた。

心の中で、

この先どうなるのだろう
まさか別れ話?
いやいや、もしかしてプロポーズ?
でもこの雰囲気って…

と葛藤していた。


飲み物が届いて、しばらくしてもなぞ君は黙っていた。

耐えられなくなった私はなぞ君に問いかけた。
 

ソノミ「…話したいことってなに?」


なぞ君「…。」


それでもなぞ君は沈黙していて、言葉を探しているようだった。


沈黙は破られた

しばらくして、なぞ君は大きく息を吸い込み、話し始めた。


なぞ君「誰かと付き合うときは、その先に結婚を考えると思うんだけど、ソノミさんとは結婚は考えられないと思っていて…。ここまでだと思っている。」


少しは予想をしていたので、青天の霹靂とまでは行かなかったが、ショックだった。
人生で2度も「結婚を考えられない」と言われたのだ。
それも、今回は人生で一番好きな人に言われた。
(泣ける~)

↓人生で初めて結婚できないと言われた話はこちら(泣)↓
sonmeet.hatenablog.com


が、私はすぐに受け入れた。


ソノミ「…私は人生のなかで結婚して子供を持ちたいと考えているから、仕方ないね。なぞ君に私に対するそういう気持ちがないなら別れよう。」


といった、強がりのような、あっさりしたような回答をした。


すがったり、理由を聞いたりしたかった気持ちもあったけど、年上としてのプライドがそうさせなかった。


あと、なぞ君は私のことを本当に好きだったとこの時も信じてやまなかったため、あっさり引いた方が相手に未練を残せるかもという潜在意識もあった。
(思い上がり&やっぱり腹黒)


なぞ君は私があっさり受け入れたことに驚いていた。
泣くと思ったと言っていた。


それを聞いてますます絶対に泣かないようにしようと思った。

フラれるときの引き際は少しでも優位にいたいものだ。





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【合コン】最初で最後の王子様10

プロポーズされたい願望が凄かった

とにかくなぞ君のことが大好きで、結婚したいと思っていた。
前回の記事のように、「?」ということはあるものの、それ以上に一緒にいたい気持ちが強くて自分にできることを頑張っていた。
(仕事、料理、美容、運動…などなど)
こういう気持ちの時って大抵、相手との気持ちのバランスがとれてないんですよね…。


ただ、なぞ君と今後のことが話題になることは一度もなかった。


聞きたいけど、言えない状態で1年近く経っていた。

そのくらいの頃は、イベントがある度に「プロポーズされるかも!?」と一人でソワソワしていた。
(実際されてない今、めちゃくちゃむなしい回想だぜ)
当然、そういう話はなく時を過ごしていた。

かといって、二人の時間の過ごし方はこれまでと変わらず、なぞ君は愛情表現をしてくれたし、態度がそっけなくなるようなこともなかった。

なぞ君の何かのスイッチを押してしまった

ある時、デートの帰りに私が「今日帰りたくない」と言ったところ、例によってなぞ君に渋られてしまった。

突然の来訪に対して拒否的になる明確な理由を私はわからなかったため、とても悲しい気持ちになった。

つい真面目なトーンでなぞ君に問いかけてしまった。


ソノミ「なんで、いつも突然家に行っては行けないの?理由を知りたいよ。」


なぞ君「……。」


ソノミ「話してくれないとわからないよ。」


なぞ君「……。」


なぞ君はしばらく黙っていた。
(10分は黙っていた。)


その後、なぞ君は「ちょっと落ち着いて話したい」と言った。

そのまま近くのカフェに行った。
良く覚えているのが、そのカフェまでの数分の道中、なぞ君と私は手をつないでいたことだ。
この時、私は「あー、これは終わりの可能性あるかもしれない」と1%ずつ覚悟を決めていった。

そう考えると辛くて、なぞ君の手を強く握っていた。
(すみません、ポエム入ってます。。)


カフェに入って、お互い飲み物を注文した。

飲み物が席に運ばれてくる間、私たちは黙っていた。

とてもとても長い沈黙に感じた。
(すみません、ポエム入ってます。。)





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【合コン】最初で最後の王子様9

なぞ君ミステリーエピソード

基本的に王子様ななぞ君だったのだが、一方で「?????」と感じることもあった。

ちなみになぞ君と付き合っていたのは約一年です。

  • 私がなぞ君の家に行くことに対して消極的

なぞ君は私の家に良く来てくれた。
それは逆にいうと、私がなぞ君の家に行く回数が少ないということだ。
なぞ君は一人暮らし。デートスポットがなぞ君のすんでいる地域の方が豊富なため、デートの帰りになぞ君の家に泊まりたいことも多々あった。
が、突然の来訪は絶対にNGだった。
来訪する際は予定しないと、家にあげてくれなかった。
(今でも謎で、二股?でも二股の気配はなかったんだよな…。)

  • 不穏なことがあると黙秘する

付き合っていくと、色々とすれ違いや、価値観の違いを感じることってありますよね?
そういうとき、なぞ君はなにも言わないのです。
例えば、上述したなぞ君の家訪問だ。
私が予定外に家に行きたいとわがままを言ったら「今日は無理」と困っていた。私が「どうして?」「何が嫌なのか?」と質問してもなにも答えてくれなかった。
(ということが数回あった。)
また、私の友人との会合に参加した際、途中で表情暗くなり、先に帰ると言い出し、帰ってしまった。
その時も私が「どうしたのか」と聞いても何も答えてくれなかった。
(書いてて切ねーー!!)

  • 家族のことを秘密にされていた

これはセンシティブなことで、明け透けに書けないのだが、なぞ君は家族のことを意図的に話さないような節があった。
あまりにも隠されていると感じた私はある日、彼の名前をネットで検索した。
すると、彼の名前や、家族についてヒットした。
詳細は書きたいが書けないので、ふんわり書くと、彼の家柄が韓国でいう財閥的な系統を含むものであることがわかった。
簡単に書くとお金持ち。
付き合ってしばらくしてその事がわかったのだが、その後、別れるまで彼がその事を話してくれることはなかった。
彼は、私にそれを知られたくなかったということだ。
もしくは知らせるほどの関係ではなかったと思っていたのかもしれない。
(書いてて切ねーー!!)

  • 毎月のように新幹線に乗って実家に帰っていた

なぞ君は新幹線で2時間程度の距離の実家に良く帰っていた。話を聞くと何か行事があるというわけではないが、帰っているという。
往復の新幹線代なども考えると、私からするとそこまで実家に帰るの珍しいなと感じていた。
これもお金持ち家族のなにかなのかもしれないが、最後まで不思議だった。

  • お見舞いに来ようとしなかった

私がある病にかかり、半月ほど入院したことがあった。
(内科疾患で、現在は完治。)
なぞ君はなかなかお見舞いに来てくれなかった。
最終的に私から会いに来て欲しいとお願いしてお見舞いに来る形になった。
普段は私に愛情表情たくさんしてくれるのに、こういうときに冷たいのは何でなんだろと悲しかった。
(毎日ラインはしていた。)
…うぅ、泣けてきた…。

やっぱり私は…?

他にも「?」と思うことはあったのですが、書いてて切ないのでここまでにします。

改めて書き出してみると、やっぱり私は本命ではなかったと思えてきた。
最初の頃のグイグイで、私も完全にほだされていたが、なぞ君の方は途中で地元に好きな人とかができていたのかもしれない。

悲しいね。。

次はなぞ君との別れについてもうひと踏ん張りして書きます!




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【合コン】最初で最後の王子様8

なぞ君王子様エピソード

まず、なぞ君の王子様エピソードから紹介しよう。
(今思ったけど、令和では王子様ではなくて、スパダリっていうのかしら…?←昭和の女)

  • 私の家に来てくれる

なぞ君と私の家は電車で1時間くらいかかる距離だった。
なぞ君は大体私の家に来てくれた。
交通費も時間もかかるのに悪い、ありがたいなと思っていた。

  • 毎日電話をくれる

なぞ君は1日1回電話をくれた。どんなに短い時間でも電話をしていた。
自分のことを気にかけてくれるのだと感じて嬉しかった。

  • 私の行きたいところやしたいことを優先してくれる

デートは私の希望をよく聞いてくれた。
ただ私のいいなりになるのとは違って、私の趣味嗜好を考えた上で提案をしてくれることもあり、毎回デートが楽しかった。
また、私の知らない分野にも連れていってくれることがあり、興味感心が広がる感じが嬉しかった。

  • 愛情表現豊か

なぞ君は、私のことを大好きだったと思う。
とにかくスキンシップが多かった。
ことあるごとに抱きついてきたり、手をつないできたり…。
私は単純なので、それらから自分のことを好きなんだなぁと実感していた。

  • サプライズ多め

私を楽しませる演出もよくしてくれた。
イベントや記念日には内緒でお店を予約してくれていたり、某テーマパークに連れていってくれたり…。
私もサプライズは好きなので、そこも好きだった。


と、それ以外にも食事の好みがよく似ていたり、コアな漫画やアニメの話ができたりと一緒に楽しめるものがとても多かった。


こういったところが私は大好きだった。
もう絶対結婚するならなぞ君としたい。
いや、絶対なぞ君と結婚したい。
なぞ君と結婚するために私のこれまでの不幸はあったのだ。

と、一直線に想っていた。
(文字にするとちょっと怖い…。)




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【合コン】最初で最後の王子様7

告白の返事

絵馬で告白をしてくれたなぞ君。
(絵馬で告白って改めて書くとおかしな字面ですね。笑)


私は言葉をつまらせながら、考えを伝えようとした。


ソノミ「…ありがとう。なぞ君のことは素敵だなと思ってて嬉しいよ。…ただ、自分としては今までの恋愛でトラウマみたいなものがあって…今後のことも考えたい年齢だし…。その辺りは考えたいというか…。」


なぞ君は真剣に私の話を聞いていた。


ソノミ「つまり、こんな状態の私でもよければ、よろしくお願いします。」
(焦ってこう締めくくってしまった…。)


なぞ君はパァァァ!という笑顔をみせて喜んでいた。


一言一句は違うけれど、今振り返っても、言いたいこと言えてないし伝わってないだろうなと反省しますね。


要は
以前年下に騙されて、人(年下)と付き合うことに不安がある。私は結婚を視野に入れて恋愛しますけど、本気ですか?
と言いたかった。


婚活してる方は共感してくれると思うけど、相手が27歳で特に婚活に力入れてなかったらこれ言われてもポカンですよね…。

でもわかってほしいと思っちゃうのが女心のわがままでじょうか。
(まぁ、実際これ言ったら相手は引くよね…。)


と、少し不安はありつつも、なぞ君と付き合うことになった。

次回のなぞ君は…!?

なぞ君は題名にあるように王子様のようなところがあった。(書いてて恥ずっ!)
そして、名前の通りめいたところもあった。


次回からはなぞ君の印象的なエピソードを記事にして行きたいと思う。




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【合コン】最初で最後の王子様6

絵馬を書くのに15分くらいかかっていた

3回目のデートてはお茶をして某神社に行った。

散策コースがあるような大きな神社で、ゆっくり参拝したり、散歩したりしていた。

その中で、なぞ君が願掛けの絵馬を書きたいと言っていたので、二人で書くことになった。

私は確か自分の健康について願ったと思う。
(こういう時は大体健康をお願いしてます)

なぞ君は悩んでいるようで、なにも書いていない。

そんなに真剣に絵馬にお願いすることってあるんだ…?と少し引いていた。

悩んでいるようなので、別コーナーのお守りなどを見ていた。

思いの伝えた方

すると、なぞ君が来た。もう書けたようだ。


二人で絵馬をかける場所に行き、くくりつけた。
なぞ君は私とは少し離れた所にくくりつけていた。


なぞ君がくくりつけ終わってこちらに来たので、どんなお願いをしたのか訪ねたら、無言で私をなぞ君の絵馬の所に案内した。


なぞ君が指をさした先には、なぞ君が書いた絵馬があり、


ソノミさん、好きです。付き合ってください。


と書かれていた。


まさかの告白方法に度肝を抜かれた。
こんな方法きいたことないわ…。
(あ、ちなみに身バレ防止でフェイクは入ってます)


え?え?と戸惑っていると、なぞ君は
「そういうことなんてすが、どうでしょう?」と照れながら言っていた。


なぞ君のことはいいなぁと思っていたが、過去の年下の男のことや、結婚願望を考えると気軽には付き合えないなという葛藤があった。


今思えばこの葛藤をしっかりこの時に彼に伝えておくべきだったのだが、うまく言葉にできなかった。





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