【合コン】最初で最後の王子様10
プロポーズされたい願望が凄かった
とにかくなぞ君のことが大好きで、結婚したいと思っていた。
前回の記事のように、「?」ということはあるものの、それ以上に一緒にいたい気持ちが強くて自分にできることを頑張っていた。
(仕事、料理、美容、運動…などなど)
こういう気持ちの時って大抵、相手との気持ちのバランスがとれてないんですよね…。
ただ、なぞ君と今後のことが話題になることは一度もなかった。
聞きたいけど、言えない状態で1年近く経っていた。
そのくらいの頃は、イベントがある度に「プロポーズされるかも!?」と一人でソワソワしていた。
(実際されてない今、めちゃくちゃむなしい回想だぜ)
当然、そういう話はなく時を過ごしていた。
かといって、二人の時間の過ごし方はこれまでと変わらず、なぞ君は愛情表現をしてくれたし、態度がそっけなくなるようなこともなかった。
なぞ君の何かのスイッチを押してしまった
ある時、デートの帰りに私が「今日帰りたくない」と言ったところ、例によってなぞ君に渋られてしまった。
突然の来訪に対して拒否的になる明確な理由を私はわからなかったため、とても悲しい気持ちになった。
つい真面目なトーンでなぞ君に問いかけてしまった。
ソノミ「なんで、いつも突然家に行っては行けないの?理由を知りたいよ。」
なぞ君「……。」
ソノミ「話してくれないとわからないよ。」
なぞ君「……。」
なぞ君はしばらく黙っていた。
(10分は黙っていた。)
その後、なぞ君は「ちょっと落ち着いて話したい」と言った。
そのまま近くのカフェに行った。
良く覚えているのが、そのカフェまでの数分の道中、なぞ君と私は手をつないでいたことだ。
この時、私は「あー、これは終わりの可能性あるかもしれない」と1%ずつ覚悟を決めていった。
そう考えると辛くて、なぞ君の手を強く握っていた。
(すみません、ポエム入ってます。。)
カフェに入って、お互い飲み物を注文した。
飲み物が席に運ばれてくる間、私たちは黙っていた。
とてもとても長い沈黙に感じた。
(すみません、ポエム入ってます。。)
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