【合コン】イケオジの卵6
年上、ギラつきに苦手意識をもっていたものの、竹林さんの気遣いとほどよい距離感のおかげで楽しく過ごした。
また誘われたら会ってもいいかな?と勝手に考えていた。
事件は帰り道
そしてお会計を済ませ、店を出た。
竹林さんはご馳走してくれた。
婚活で知り合うとこういうことがスムーズにできる方少ないので、今思うと本当に貴重だったなと思います。
(似たようなこと何回も言ってますが、本当に心から思います。)
不愉快な気持ちにならずに過ごせたことに安堵し駅までの道を歩いていた。
この帰り道、事件が起きた。
竹林さんが思いもよらぬことを提案してきた。
竹林さん「ソノミちゃん、ちょっとお願いがあるんだけど…」
ソノミ「なんでしょう?」
竹林さん「5分だけ手を繋いで歩いてもらえない?」
…!?
度肝を抜かれた。
竹林さん、ここまでスマートに減点なく、むしろ加点できてたのに!?(失礼な表現すみません。)
なんでここでこんなことを言うの!?
なんなの??
と驚き、不可解、怒りが入り交じった感情が一気に沸いた。