【合コン】最初で最後の王子様4 - 婚活ってこんなにしんどいものなんですね

二次会ではバーに行き、軽くお酒を飲んだ。
私はあまりお酒が強くないのだが、なぞ君はどんどん飲んで、結構酔っぱらっていた。
それでも会話が楽しくてあっという間に時が過ぎた。

そして、二軒ともなぞ君が支払いをしてくれた。
さらに、二軒ともなぞ君は私がお手洗い行っている間に支払いを済ませてくれた。

私が会計のタイミングで席にたったわけではなく、そろそろおしまいかなというタイミングでなぞ君が「お手洗い行きますか？」と促してくれて、その間に済ませていてくれたようだ。

年下なのに、こういうところがスマートで感心したし、感激したことをよく覚えている。

そして、お開きになった。
なぞ君は改札を通りすぎるまで見守ってくれた。

こういうのも気持ちが感じられて嬉しいなと素直に思った。

帰宅後、またデートに誘われた。
1回目のデートはとても楽しかったので、すぐにOKし、楽しみにしている自分がいた。

ただ、ファッションがすこしダサかったことが心の中の片隅に引っ掛かってはいた。
(おい)

そして、なぞ君と2回目のデートの日になった。

私のリクエストであるカフェに行くことになっていた。
(婚活向きカフェではないよ)

待ち合わせの注目はもっぱらなぞ君のファッションであった。