【合コン】最初で最後の王子様3
ブルーに次ぐブルー
そしてなぞ君と会う当日。
恒例の待ち合わせ緊張タイムだ。
(つまりファッションチェック)
合コンの時はなぞ君にあまり興味がなく、意識的に服装をみていなかった。
どんな私服なのかは重要なチェックポイントだ。
なぞ君は先に来ていた。
あっ、なぞ君だとすぐにわかったが、服装は遠巻きにみてダサいのがわかった。(すみません)
ジーンズのハーフパンツにブルーのTシャツ、ブルーの羽織りシャツ。
全身ブルーだった。
洋服自体はおかしなデザインではないのだが、組合せとなぞ君にあまりにあっておらず、ダサく見えた。
好意があるときの表情ってわかるよね
心のなかで、なぞ君、ダサい人なのか?と疑問を持ちつつ声をかけた。
ソノミ「なぞ君、お疲れ」
なぞ君「あっ!ソノミさん!よかった会えた!」
と満面の笑みを浮かべていた。
あー、この人は心底私に会えて嬉しいのかな?と少しうぬぼれるような、こぼれるような笑顔だった。
なぞ君が予約してくれたお店に向かい、お酒を飲みつつ食事をした。
お店はとても雰囲気の良い大人っぽいお店でテンションが上がった。
なぞ君はよくしゃべってくれて、場をもりあげようとしてくれているのがわかった。
会話のキャッチボールも普通にできたし、笑いのつぼも一緒だった。
期待していなかったなんて思っていたが、予想以上に楽しくて二次会もした。
ダサいと思ったのを吹き飛ばすくらい楽しかったのだ。
(あ~、書いてて懐かしくて死にそう。)