【合コン】イケオジの卵3 - 婚活ってこんなにしんどいものなんですね

幹事がほぼなにもしない、男性陣は今日会ったばかり。
この崩壊条件揃いまくりの中、ギラつきが止まらない竹林さんは空気を読み、気遣いをし、場を調整しようと輝いていた。

私たち女性3人は心底、竹林さんに感謝した。

竹林さんはギラつきはあるものの、基本的に真摯な振る舞いのため、そこまで嫌な感じがしなかった。
無理やり感がなく、自然だった。
(でも何かギラついて見えるのだ)

当時の私は年上の男性に対して過剰な期待を持つ傾向があり、婚活を難しくさせる一因となっていた。

とあらゆることを『年上なのに』と見てしまっていた。

今現在恋活婚活中の方ははぜひ『年上なのに◯◯』の◯◯にいいところを入れてみてください。
そうすると対象範囲がグッと広がります。
年下も然り。

大分話が逸れました。

要は、合コン開始当初は竹林さんの年齢やギラつきから否定的に思っていたが、活躍する姿を見ていたらそこまでの抵抗感はなくなったということだ。

そして竹林さんの活躍により、会は無事に終了した。

お決まりではあるが、LINEグループが作られて各々社交辞令を交わした。

しばらくして、個別にLINEが届いた。

もう、皆さんお分かりですね？

竹林さんからだった。