【街コン】とおるくん7
絶対に噛まないぞという決意が感じられた
明らかな挙動不審の後、とおるくんが黙り出した。
…
……
とおるくん「ソノミさんといると楽しいなと思ってて、、良かったら付き合ってください」
ものすごく真面目に、絶対に噛まないようにという気迫が感じられる、慎重な告白をしてくれた。
ソノミ「はい。私で良ければよろしくお願いします!」
…
心の中:3回目神話きたー!!!予想通り!!
と、清純そうな回答をして心の中で下衆なことを考えていた。
自分からは行かないスタイル
お分かりのように、私は彼氏欲しいな~と思っていたところに、可もなく不可もない人物が現れ、相手の好意を察知して、服装をチェックし、勝手に神話をあてはめて、その通りにいくかどうかを気にしていたのだ。
つまり、とおるくんのことが好きという感情はそこまで育っていないのだ。
(もしかして、これが「恋愛はゲーム」っていう感覚…?)
当時の私はそんなことには気づいておらず、好意を寄せてくれる人の中から選ぶスタイルの恋愛が当たり前だと思っていた。
(それはそれでありがたいし、ひとつの方法ですが)
この恋愛スタイルがとおるくんとの付き合いをいびつなものにしていき、最終的に結婚とは?という難問にぶち当たり、婚活迷子の仲間入りをしていくのだ。
今後はその辺りを記事にしていきます。
若気の至りとはいえ、思い返すと苦しい、恥ずかしい気持ちでいっぱいです…。