【街コン】とおるくん6
ソノミ氏によると…
とおるくんと3回目のデート。
この頃、3回目神話を信じていた。
3回目神話とは…
知り合った恋人募集中の二人が、恋人になるまでのデートの回数は3回というものである。
すなわち、3回目のデートでどちらからかが告白をするのだ。
神話というだけあって、起源は古代ギリシャと言われている。しかし、最近の恋愛科学では恋人の定義を明文化すること自体が困難なため恋人になるまでの回数を予想する科学的根拠はないとされている。
婚活沼で数々の悲喜こもごもを見てきた、自称婚活ブロガー、ソノミ氏によると、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の純愛板が起源ではないかと論述している。
すみません、ふざけました。
ただ、経験上、3回目か4回目で付き合おうという言葉をもらうことが多かったです。
いわゆる名言をしない「大人のお付き合い」の経験は1回だけでした。
もはや恒例のファッションチェック
その日は水辺のある街に出かけ、夕食をとる予定だった。
3回目でも待ち合わせはドキドキする。
そう、服装だ。(しつこい)
2回目はよかったのだが、エンジとグレーのインパクトは強く、3回目でも油断はできなかった。
(このくだり、本当しつこいですね)
またもやとおるくんは、先にきていた。
(本当に時間を守る真面目な方です)
今回も(皆様の期待を裏切って)、何もおかしいところはなかったのです。
挙動不審さにピンときた!
そして、街ブラをして、夕食をとった。
その街には有名な展望台があり、そこに行くことになった。その誘い方がめちゃくちゃ不自然だった覚えがある。
とおるくん「あ、あの、展望台からみた景色見たくないですか?行ったことありますか?」
ソノミ「のぼったことありますよ!」
とおるくん「あ、行かない方がいいかな…でも、どうですか?」
なんか変だけど、どうしても行ってみたいんだなーというのは伝わってきたので、応じた。この後どうしても行きたい理由が判明するのだ。
ちなみにこの時お互いにまだ敬語使っていた。
そして、展望台へ。
もうすっかり夜景になっていた。私はその街に土地勘があったので、あそこに何があるとかあーだこーだ勝手に話をしていたが、とおるくんは明らかに口数が減っていて、周りをキョロキョロしている。
挙動不審さに気付き、ピンときた。
こやつ、ここで告白しようとしているな…!?