【アプリ】宮本くん5
ファッションセンスが全てではないが、時に全てになる
赤茶色とエンジ色で現れた人間鳥居…ではなく宮本くんに言葉を失った。
↑もうちょい明るめの茶色で、ロング丈でした。
↑もうちょっとムチムチしてました。
なぜ、なぜなの…??
なぜ、高確率でみんな(婚活界隈の男性)はファッションセンスが独特なの?
ちょっと変とかの次元じゃないのよ…。
工夫の方向性がおかしいのよ…。
よく、『服装は付き合ってから変えればいい。付き合う前は気にしない。』説を聞く。
一理あるけど冷静に考えてみよう?
好きになった人がちょっとファッションセンスがなかったなら成立するけど、まだ好きになっていない人に対して『よーし!まだ好きじゃないけど、付き合ったら改革するぞ!』って全てを受け入れて意気込むのハードル高くないですか?
それができたら、そういうことを気にしなかったら婚活迷子になってないよな~と解りつつも変えられない自分がいた。
みなさん一度は経験あるよね?
宮本くんの人間鳥居ルックに戸惑いつつも、目的のお店に向かった。
もうね、その道中、気が気じゃないのよ。
歩いている最中、お店に入る時…
頭の中はずっと
周りの人は宮本くんと私をどう思うだろう?
カップル?鳥居カップル?って思ってる??
を繰り返していた。
(目の前のことに集中しないのは相手に失礼だと思うので、みなさんはお気をつけくださいね。)
続く不運
幸いその日の店内は空いており、すぐに席に着けた。
(本当に幸い)
せめて目当てのスイーツを楽しもう!と何とか切り替えようとした。
しかし、こういう時に限って不運が続いてしまうようだ。
目当てのスイーツが運ばれてきた。
まず、食べにくかった。固い食材が表面にあり、それをナイフとフォークで切り崩すのだが、力をいれると全体は崩れる。ちょうどよく一口サイズになかなか切れない。
そのまま頬張るとリスになってしまう。
さらに、味だ。
簡単に言って好みでなかった…。あまり美味しくなかったのだ。
(お店の名前やスイーツ名はあえて隠しておきます。)
この時点でテンションは上がりどころをしらず、下がる一方だった。