【奈落の底】バーベキュー大会1
これは、本当にあった恐怖の婚活物語である…。
某食品会社への期待
今年の春、佐々木さんと2回目の紆余曲折があった頃、あさみからバーベキューに誘われた。
(あさみは婚活にちょこちょこ付き合ってくれる友人。詳細は高田さん1をご参照。)
【恋活パーティー】高田さん1 - 婚活ってこんなにしんどいものなんですね
そんなあさみが合コンで知り合った某有名食品会社の人達と、バーベキューをすると誘ってくれた。
全部で20~30人くらいの規模の合コンというか、交流会のようなとのだそう。
とにかくいろいろ友達誘い合ってきてね!といったもの。
あさみは野心があって理想が高いタイプのため、分かりやすい大企業には関心が高かった。
あさみ「某食品会社の人が10人くらいはくるらしい!出会い期待できそうじゃない!?」
と息巻いていた。
あさみのLINEは地獄への警鐘だった。
そして、バーベキュー当日。某バーベキュー会場に向かった。
私も友人のユキコ(原宿系おしゃれガール)となっちゃん(人見知りおっとりガール)を誘って参加した。
(気軽に出会いの場に誘えるのはだんだんこの二人くらいになってきた……)
先に会社の同僚と向かっているはずのあさみに、詳しい場所をLINEで聞きながら向かった。
ソノミ「今入り口にいるよ。何か目印ある?」
あさみ「やばい、本当にごめん。」
速攻で返信が来た。
???
あさみ「本当にごめん!とりあえず○○を目指してきて。緑のシートと、青い屋根のキャンプテントがある。とにかくマジでヤバイ…」
謝罪とヤバイを繰り返しているが詳細はよくわからない。
とにかく合流しようと、○○を目指して、緑のシートと青い屋根を探して歩いた。
バーベキューシーズンということもあり、大学生や家族連れ、会社のイベントといった様子の老若男女が楽しそうにしていた。
それらを横目に緑のシートと青い屋根を探した。