【相席屋】年下の男7
カラオケでの男女の攻防?
純粋にカラオケを楽しんでいた。
朝までずっと歌っているのも疲れるので、途中休憩はしていた。
その休憩の時に、こんな会話があった。
西田くん「男と二人でカラオケって警戒しませんか?」
ソノミ「西田くんは相手が嫌がることはしないと思ってる」
西田くん「…そうですけど…気を付けた方がいいですよ。俺だってわからないですよ。(笑)」
この時、もしかして西田くんは私のことを少しは気にしてくれているのかな?と引っ掛かった記憶がある。
ドキッとする視線
カラオケ中、西田くんは寝落ちしていた。
気にせず一人で歌っていた。
ふと、西田くんの方に目を向けると、私のことを見ていたようで、目が合った。なんだかこの視線が今まで見たことのない西田くんに見えてどきっとした。
それでも特になにかが起こることはなく、始発の時間になり駅まで送ってくれた。
この時間になると西田くんは口数もなく元気がなさそうであった。
その後、朝まで付き合ってくれたことにお礼をして、少しやりとりがあったが、次に会う話などは特に出なかった。
しかし、へこんだりもせず、「そうだよね」くらいの気持ちでいた。
細川さんとユキコ
私と西田くんがよくわからない会合を開いている頃、細川さんとユキコにも動きがあった。
記事にするにあたり、こんなに長く書いているのにはこの細川さんの存在が、西田くんとの間に起こった出来事をより印象づけていることも関係しているのだ。
西田くんと細川さんに初めて会った相席屋以来、細川さんからユキコに対してアプローチが続いていたそう。
食事に何回か誘われ会ったらしい。
ユキコとしては細川さんは対象外ギリギリの対象内といったラインだが、熱烈にアプローチがあるため、検討してもいいかな位に考えていたようだ。
とにかく細川さんのアプローチはすごかったようだ。
「一目見て好きになった」「全部が好き」「結婚を前提に考えてほしい」「結婚して子供がほしいんだ」「お金には困らせない自信がある」
など。ストレートに思いを毎回伝えてくるタイプのようだ。
しかし、ユキコはタイプではないため判断を迷っている状況のままきていた。
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