【くそ野郎】岩崎さん10
保身の電話確認
岩崎さんとお別れした後、しばらくは姿を見るとイライラしたり気まずい気持ちになったりした。
ただ、社内の誰にも話していなかったし普通にしていれば事が表立つことはないし、時間が過ぎれば自分のなかで風化するだろうと考えていた。
お別れして1ヶ月後くらいに、岩崎さんから電話で連絡があった。
え?なに?何の用?
口にこそしていないが、嫌悪感丸出しである。
岩崎さん「確認し忘れていたことがあって」
ソノミ「なんですか?」
岩崎さん「付き合っていたこと、誰かに話したりしていないよね?」
ソノミ「」
何て器の小さい男なんだ。こいつは保身しか考えていない。こいつと付き合っていた自分に心底嫌悪する。
誰にも話していないことを告げると、岩崎さんは安心したようだった。ただ、その確認のためだけの電話。
無意味な話しかけをしてくる
次年度、部署異動があり、私は別部署に異動した。異動する前月、社内で岩崎さんとすれ違った。この頃はお別れしてから半年以上経っていたと思う。そのため、別れた直後よりはイライラは収まっていたが、気まずい気持ちはあるため最低限しか関わりは持たなかった。
岩崎さん「お疲れ様です。○○に異動するんですね。」
ソノミ「はい。」
岩崎さん「○○でも頑張ってください」
ソノミ「はぁ。ありがとうございます。失礼します。」
普通話しかけないだろ。別れてから、保身の電話以来雑談とか全くなかっただろうが。異動の話題なら話しかけやすかったとでも?振った側の余裕というか、私のことを探るような言動に感じた。
このやり取りはしなくても全く問題がないのに。
話しかけんなくそがとイライラした。