【再びの男】佐々木さん2-5
お久しぶりです。
しばらく更新をしておらず、稀少な読者?の中にはご心配を頂いた方もいるかもしれません。
ありがとうございます!
私は元気です!日々老化と闘うババアは健在で、ただ、少しだけ忙しくしておりました。
まだ記事にしたいことはたくさんあるので、気長にお付き合いくださいましたら嬉しいです。
では【再びの男】佐々木さんの続きをどうぞ。
ついに核心に迫る
ケチや、デートに消極的な様子、明らかに私には興味がないように感じ、私は苛立ちと不安を募らせていた。
自宅で過ごしている時、まだ午前中であったため今日はこのあとどうするかを相談していた。
佐々木さん「うーん、特に行きたいところは思い付かないなぁ…。」
案の定、佐々木さんは出掛けることに乗り気でない様子。
とうとう、私は我慢できなくなり佐々木さんに問いかけた。
ソノミ「佐々木さんは、私と一緒にいて楽しいと思う?」
佐々木さん「…。ソノミちゃんはどう思う?」
ソノミ「楽しい気持ちよりも一緒にいて楽だなと思う。」
佐々木さん「俺もそうかな。」
これ、ずるくないか?
佐々木さん、自分の気持ちは結局話してない。
本格的に苛立ってきて、これまでに記事にして来た『おかしいぞ?ポイント』を伝えてみた。
音信不通へのカウントダウン
私が感じていたポイントを伝えると、佐々木さんは「金銭感覚の価値観のズレはあると思う。」と。(カフェの利用について)
佐々木さん「そういうのを擦り合わせていく必要はあると思う。ソノミちゃんはもう結論を出したいのかな?」
ソノミ「まだ短期間だからよくわからないのが本音。佐々木さんはどう思う?」
佐々木さん「俺ももう少し様子を見たいと思ってる。」
何かこの発言も今思うと、私の意見に便乗してる感あるし、『様子を見たい』ってニュアンスが上から目線に感じる。
その日はそのまま解散した。
佐々木さんは予定の調整については努力できるから、確認などは気をつけてやっていきたいと前向きなことを言っていた。
【再びの男】佐々木さん2ー4
まだまだ続く「おかしいぞ?」ポイント
デートの約束の取り付け方、内容、話題について前記事で触れた。
まだまだ再びの男には知らなかった一面があった。
- 感覚がケチ(合わないだけとも言える)
デート中、嫌だな思うことのひとつだった。
言動がケチっぽく感じるのだ。
【ケース1】
ショッピングをして、休憩しようという話になった。
佐々木さん「ちょっと疲れた?休む?」
ソノミ「そうだね、休憩しようか。」(どこかカフェ空いてるかな~)
佐々木さん「さっきあそこに自販機あったよ」
ソノミ「…あっ…そう~?」
【ケース2】
コンセプト系のイベントに行った。
イベントが終わって休憩しようと話題になった。
佐々木さん「休もうか。あっ、あそこにマックあるよ!」
ソノミ「…あっ、そうだね~」
(マックでもまぁいいかよね。)
しかし、イベント会場周辺は混雑が激しく、マックはとても混んでいた。
席はなさそう。
佐々木さん「買ってきていいよ。俺は買わないで待ってるから。席ひとつ空いたら座ってていいからさ。」
えっ、あなたはお茶しないの?席1つって私一人で座れって??
【ケース3】
さすがに上記のような事が続いたため、しっかり意思表示する必要があると判断。
また、お茶休憩のタイミングがやってきた。
ソノミ「私、最近TULLY'Sのカフェラテにはまってるんだ!TULLY'Sあったり、行きたいな!」
(TULLY'Sは一例です。)
佐々木さん「TULLY'S好きなの?」
ソノミ「私は結構、カフェとか喫茶店自体が好きだよ。あんまり利用しない?」
佐々木さん「俺は100円の缶コーヒーで、充分だと思う。コーヒーに500円とか出すより他のことに使いたい。」
ソノミ「…他のことって?」
佐々木さん「飲み代とか。」
の、飲み代…。まぁ、いろいろ付き合いもあるけど…。
そんなやりとりをしながら店内へ。
レジにて、佐々木さんは注文せず、私だけ注文した。
ここで、どう感じるか、なにを伝えるかで結婚できるかできないかの分かれ道なのかもしれない…。(大げさ)
と思う。
結婚してこの金銭感覚はきっと、大切なんだろう。だけど、それ今じゃなくない?
お互いを知るためのデートで、お互いに楽しめるような工夫、足りなくない?
この問題はわりとずっと引っ掛かっていた。
【再びの男】佐々木さん2ー3
お付き合いスタートだが…
佐々木さんとのお付き合いが始まった。
2年前にふった相手とまた付き合うチャンスがあるということ自体にロマンティックモードになり、浮かれていた。
結婚願望のこともあるし、焦っていた。
付き合っていくうちに、おや?あれ?これでいいの?と思うことがいろいろ出てきたのだ。
ポイントに分けてまとめていきたいと思う。
- デートの約束
2年経過し、佐々木さんは部署が変更になり、休みが不規則なことが多くなっていた。
そのため、予定を合わせることが少し難しいことがあった。
どちらかが積極的に予定の確認や、調整をしないと会えない状況であった。
その中でも佐々木さんは自宅に招いてくれたり、私の家に遊びに来たりと工夫してくれた。
初めの頃は、忙しい合間でも時間を作ってくれてるんだなぁと思っていた。
しかし、家の往来以外のデートの提案や日時の確認が佐々木さんからはほとんどないのだ。
付き合いたてなのに、家デートばかり。
お互いの予定は全く把握していない。
真剣に付き合うなら、いろいろな所に出掛けたり、話したりしてお互いを知っていくべきだと思っている。
特にひっかかったのは、行きたいところを尋ねたら「特にない」と返答され、私が○○に行きたいと伝えると「微妙だなー」というやりとり。
気がつくと私の方からデートの日時、行き場所を確認、促すことかほとんどになっていた。
- 話題がない
上記のようなことがありつつも、何とか会っていた。
数回、デート(家多め)を重ねるも盛り上がる場面がない。
私の場合の盛り上がりは、会話だ。
一緒にいて楽しいというのは、会話が楽しいということだと思っている。
相手はこう言ったらこう返してくるなとか、この話は価値が合いそうだなとか、この間のこの話もう一回出したら面白いかなとか、そういうやり取りを通して楽しい会話が生まれると考えている。
そうふまえると、佐々木さん、全然話題提供がないのだ。
どうやら、佐々木さんは付き合うまでは全力だけどそのあとはすっと素に戻るタイプのようだ。
それは広義で釣った魚に餌はやらないに見えた。
【再びの男】佐々木さん2ー2
相対評価炸裂
久しぶりに会った佐々木さんは大きく容姿も変わらず、ふるまいも以前と同じだった。
話題提供をしてくれる
笑わせようとしてくれる
リードしてくれる
私にも質問してくれる
ちゃんと働いている
趣味もある
友人もいる
このあたりを必死にアプリで出会ったちょっぴり残念な男性たちと比較していた。
その結果、佐々木さんはこれらはすべてクリアしていた。
私は単純のため、それだけで
『佐々木さん、いいじゃん!!!』
とテンション上がっていた。
パラレルワールドが始まる!
その日は楽しく再会を果たし、帰宅。
すぐに佐々木さんから連絡があった。
また会いたいと言ってくれた。
またまた心の中でガッツポーズした。
2年半の紆余曲折はこのためにあったのではないか?期間を経て、私は成長して佐々木さんと向き合うことができたのではないか?
(ロマンティックババァです)
と浮かれていた。
そして2回目のデート。
お互いの仕事の都合でまた飲みに行った。
前回同様何事もなく楽しく過ごせていた。
2年半のブランクはあるものの、アプリとは違い、ある程度どんな人物か知っているため気が楽。
あまりを気を使わずに過ごせること自体が奇跡に思えた。
そして佐々木さんが口火を切る。
佐々木さん「あーなんか負けた気分!俺は結局ソノミちゃんのことをいいなぁと思っちゃってるよ!」
ソノミ「えっ」
佐々木さん「今なら俺と付き合えるんじゃない?」
ソノミ「…うん、そうかも。」
と、こんな感じであっさりと佐々木さんと付き合うことになったのだ。
あのとき悔やんだパラレルワールドを自ら試すチャンスが来たのだ。
【再びの男】佐々木さん2ー1
パラレルワールドが来た??
実は、ゆうじさんと会う少し前に、佐々木さんから連絡があった。
アプリでの活動に精を出していたものの、どうでもいい人には好かれ、もう一度会いたい人には音信不通にされ、頭の薄い方、まともに話ができない方、女慣れしてなさすぎの方…
にわかっちゃいても疲弊していた。
そんな時、佐々木さんから連絡があった。
「久しぶり。元気?」
内心ガッツポーズした自分がいた!
パラレルワールドきたーーー!!!と。
前回の佐々木さんの記事でも書いていたが、今になれば佐々木さん、振っちゃったのもったいなかったかなぁと後悔している部分があった。
【合コン】佐々木さん1 - 婚活ってこんなにしんどいものなんですね
そして、アプリでの活動に少し諦めを感じていた。そんなところに連絡が来たものだから棚からぼたもち気分だった。
そこから佐々木さんと近況確認のやりとりをしていた。
そして、トントン拍子に会うことになった。
空白の2年半
居酒屋で会うことになった。
この時、純粋に楽しもうという気持ちと、頭が、薄くなってたり太ってたりしたらどうしようと何様なんだという視点で勝手に緊張していた。
待ち合わせに現れたのは、2年半まえと変わらない佐々木さんだった。
佐々木さん「おー、久しぶり!」
緊張は一気になくなり、ひと安心した。
お酒を飲みながら、空白の2年半について話した。
佐々木さんはこの間に3人と付き合った。
結婚を考えた人もいたけれどうまくいかなかった。
相手がとってもわがままだったり、
突然「私のこと考えてくれてない」と言われたり…
この話を聞いていると、相手に恵まれなかったのかなと単純に感じた。
しかし、この事は結末で納得するのであった。
【婚活アプリ】ゆうじさん終
早く帰りたい帰りたい
メインも美味しかったのだが、料理全く楽しめない。お腹いっぱいだし、ゆうじさんは意味不明だし。
この時私からは開き直ってほとんど口を開かなかった。
するとゆうじさんが口を開く…
かと思いきやそんなこともなく、沈黙が続いた。
もう、早く帰りたい。早く帰りたい。
このことだけが思考を支配する。
どうしたら早く帰れるかしか考えられない。
「もうお腹いっぱいで私は食べられません。」といった主旨のことを言い方を変えて何度も伝えた。
さすがにゆうじさんもこの雰囲気察したのか、「帰りましょうか…」
と言ってくれた。
ご馳走してくれた!
今度こそお会計をお願いする。
しかし、やはり来るのが遅い。
この頃は本当に帰りたくて窓の外を頻繁に見ていた。
本当に失礼だとは思うんだけど、これってお互い様ってことでいいよね?
やっと会計。
ゆうじさん、最後は男を見せてくれてご馳走してくださった。
ここはありがたい。本当にありがとう。話術はなくても金があるだけまだ婚活市場ではやっていける!(何様)
そして、店を出る。
そのときにまた例のフードつきの謎コートと、鞄を持っていて、なんとも言えない気持ちになってしまった。
今回のことでわかったこと
- メッセージの段階で雑談が少なすぎる男性は危険。まだ噛み合わなくても話題を提供してくれたり、質問してくれる男性の方が会ったときの怪我が少ない。
- やはり盛り上がる見込みがなければ夜の時間帯でもお茶をするのがリスクが低い。
- 初対面のお店はカジュアルな方が絶対にいい。
- 自分にも話術がないと相手のよさを引き出せないのかもしれない。
- もし自分に男の子が産まれたら、せめて冗談のひとつも言える子に育てたい。大人になって趣味ひとつも語れないような男性にはなってほしくない。
最後はちょっと夢見る乙女っぽいないようになってしまった。まだ、結婚すらしていないというのに。
ゆうじさん、本当に相性よくなかったな…。
しかし、このつらい体験が佐々木さんと付き合うきっかけにもなっていくのだ。
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【現在のこと】パラレルワールドはなかった
まだ忘れらないんだな
近況だけで言ったら、婚活アプリをメインに活動している。
しかし、ここに来るまでに実はいろいろなことがあった。
本当はもっといろいろブログに記していきたいのだが、なかなか時間を作ることが難しいなと思っている今日この頃だ。
この、ブログを半ばヤケクソで始めようと思ったきっかけの大好きだった年下の彼のこと。
記事にしたいなと思いつつ、少し避けていた部分もある。
一言で言ったら思い出すのが辛いのであろう。
すんなりと記事にできる日が来たら、本当の意味で卒業後できたことになるのか。
こんな、センチメンタルなことをメインにしたわけではないのだが。
もう半年以上前だし。
まさかの佐々木さん
そして、ここまで来る間に実は彼氏がいた時期もあった。
しかも、このブログで記事にしたことのある人と。
何を隠そう佐々木さんだ。
【合コン】佐々木さん1 - 婚活ってこんなにしんどいものなんですね
少し前に佐々木さんから連絡があり、会うことになり、当時の「もったいなかったかな」という気持ちと現在の「崖っぷち」が重なって、とんとんと付き合うことになったのだ。
しかし、今は付き合っていない。
この出来事。私の婚活人生にとっては、かなり衝撃的なできごとだった。
要は信じていたものは違ったのだと気づくきっかけになった。
ゆっくり考えをまとめたいと思う。
ゆうじさんの記事が途中のため少し読みにくくなりますが、佐々木さんについては続きを書きたいと思います。