【婚活アプリ】ゆうじさん終
早く帰りたい帰りたい
メインも美味しかったのだが、料理全く楽しめない。お腹いっぱいだし、ゆうじさんは意味不明だし。
この時私からは開き直ってほとんど口を開かなかった。
するとゆうじさんが口を開く…
かと思いきやそんなこともなく、沈黙が続いた。
もう、早く帰りたい。早く帰りたい。
このことだけが思考を支配する。
どうしたら早く帰れるかしか考えられない。
「もうお腹いっぱいで私は食べられません。」といった主旨のことを言い方を変えて何度も伝えた。
さすがにゆうじさんもこの雰囲気察したのか、「帰りましょうか…」
と言ってくれた。
ご馳走してくれた!
今度こそお会計をお願いする。
しかし、やはり来るのが遅い。
この頃は本当に帰りたくて窓の外を頻繁に見ていた。
本当に失礼だとは思うんだけど、これってお互い様ってことでいいよね?
やっと会計。
ゆうじさん、最後は男を見せてくれてご馳走してくださった。
ここはありがたい。本当にありがとう。話術はなくても金があるだけまだ婚活市場ではやっていける!(何様)
そして、店を出る。
そのときにまた例のフードつきの謎コートと、鞄を持っていて、なんとも言えない気持ちになってしまった。
今回のことでわかったこと
- メッセージの段階で雑談が少なすぎる男性は危険。まだ噛み合わなくても話題を提供してくれたり、質問してくれる男性の方が会ったときの怪我が少ない。
- やはり盛り上がる見込みがなければ夜の時間帯でもお茶をするのがリスクが低い。
- 初対面のお店はカジュアルな方が絶対にいい。
- 自分にも話術がないと相手のよさを引き出せないのかもしれない。
- もし自分に男の子が産まれたら、せめて冗談のひとつも言える子に育てたい。大人になって趣味ひとつも語れないような男性にはなってほしくない。
最後はちょっと夢見る乙女っぽいないようになってしまった。まだ、結婚すらしていないというのに。
ゆうじさん、本当に相性よくなかったな…。
しかし、このつらい体験が佐々木さんと付き合うきっかけにもなっていくのだ。
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