婚活ってこんなにしんどいものなんですね

28才から婚活を始め、現在はアラフォーになりました!これまでの婚活と結婚への記録。同志の力なりたい!男、女、仕事、人生、価値観と戦います!

【婚活アプリ】ゆうじさん7


メインを食べきることが希望の光

注文後、食事の中盤でまさかの夕食食べてないからお腹一杯になりそう発言をしてきたゆうじさん。

あぜんとはこのことだ。

と言っても残すわけにもいかない。
新たに来たリゾットを食べる。

ゆうじさん、全然食が進んでない…。
話も盛り上がらない…。


つ、つらいっっ!今すぐこの場から逃げ出したい!

リゾットもそこそこ。なんとか話をつないでいたが、この辺りは「あとは、メインを完食すれば解放される!」という希望にすがり付くように、時間が早く過ぎるようにということに意識をおいていたため、詳細を覚えていない。


しかし、その希望は絶たれた。

メインが…来ない…

ゆうじさんはリゾットをほとんど食べていなかった。私もさすがに全部は食べられない。
全然減らないリゾット。

このお店は本当に素敵なお店なんだと思う。
私たちのスローペースの食事に合わせてメインを作ってくれていたようだ。

そのため、リゾットが提供されてから30分ほどたってもメインが来る気配がない。


ソノミ「メイン、来ないですね~結構時間かかるんですかね~」(もう待てないよ早く帰りたい)

ゆうじさん「あ、メイン来ないんじゃないですか?頼めていないと思ってました。」



は????

何言ってんだこの人は?

序盤で自分でオーダーしてましたよね??


ゆうじさんは、自分の注文がウェイターに伝わっていないと思っていたようだ。

なぜそうなるのか、何かしらごちゃごちゃ言っていたが、私にはさっぱり理解できなかった。(からよく覚えてない)


私からみたらどう考えてもオーダーしてあるように見えていたから、ウェイターに聞いた方がいいのではないかと提案したが、何か渋っていた。

もうこの人何がなんだか訳がわからない。

ですよね…

もういいやと、これで帰れるのならそれで!と思い、「じゃ、お腹一杯だしこのあたりですかね」とお開きを促した。

ゆうじさん「そうですね。お会計呼びますね」と。


ウェイターに会計を頼もうとしたとき…

ウェイター「まもなくメインのお料理お持ちしますが、いかがなさいますか?」



…。だよね。やっぱりそうだよね。


結局メインはもう出せる状況らしく、食べることになった。

つらい。これはつらい。書いている今もきつい。



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【婚活アプリ】ゆうじさん6

まさにダークサイド

食事をしながら1時間ほど経過した。


まだ1時間……。


このたった1時間だけで、ゆうじさんの暗さ、ネガティブさが悪い意味で輝きすぎてしんどかった。

本人は本人で努力しているのでしょうけど。

ゆうじさん、なんせ笑顔が全然ない。
笑いじわが顔にできるような笑顔はこの日は一回もなかった。(この日限りしか会っていないが)
笑ったかと思えば、自虐的なニヒルな笑い。斜め下をみて、鼻でわらうかんじ。

思い出しても感じよくはないな…。

話術や女性に対してに自信がなくても笑顔があれば印象少しは変わるのになぁとずっと考えていた。


?しかない。

それでも料理はおいしかったし、そこだけでも楽しもうとしていた。

しかし、このおみせ、お酒を楽しめるようにとの配慮なのか、料理の提供スピードが遅めだった。

ゆうじさんのダークサイドの影響でそう感じていただけかもしれないが。


そして、ゆうじさんから語られる衝撃。
【婚活アプリ】ゆうじさん4 - 婚活ってこんなにしんどいものなんですね
でのオーダーが無難でなかった理由だ。


まだリゾットとメインはとパスタ(例のイカスミ)を食べている最中だった。

ゆうじさん「結構食べられる方ですか?」

ソノミ「少食ではないですが、食いしん坊ではありますかね。」

ゆうじさん「そうですか。私は普段は夕食とらないので、お腹いっぱいになってきました。」



えっ。

それ今言う?
これからリゾットとメイン来るよ???
なんで注文するときに言ってくれないのか?


はてなだらけだ。



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【婚活アプリ】ゆうじさん5


会話が難しい!!!

序盤同様、ゆうじさんはあまり話さない。
仕方なく私から仕事の話をふる。

このへんはやはりお決まりで、私の質問に関して自分は答えるが、私への質問はない。
本当にこれは苦しい。

ただ、ゆうじさんは出張に関しては饒舌であった。部署的に毎週のように出張があり、各地に行ったことがあり、行くのだと。

○○に行った、△△はこうだったとよくしゃべっていた。

そのため、出張に関しては楽しんでいるように聞こえた。


ソノミ「いろいろなところに行けるのは仕事でも楽しそうですね!」

ゆうじさん「いえ、楽しくはないです。出張ばかりで自分の時間はないので。」(キッパリ)

ソノミ「あ……そうですよね、お仕事ですもんね」

と、キッパリ否定された。
他のことは反応薄く話して、こちらに話題もふらないくせに、キッパリ会話を終わらせやがって!!ではなにを楽しんでいるのか!?と少しはキレ気味に心の中でなり、質問を変えた。


ソノミ「忙しいとは思いますが、お休みは何されてるんですか?」

ゆうじさん「資格で必要な勉強をしてます。」

………。

それだけ。その話だけ。資格がどんなものかの話だけ。

この人に娯楽はないのか。

言葉のセンスに人柄が出る

結局、彼がよく話せるのは仕事のことのようだ。
無言も辛いため、何とか出張に絡めて話をふっていった。

ゆうじさんが出張で山口県に行ったと話していたたため、私の好物の一つにフグがあると伝えた。


ゆうじさん「あぁ、そうですか。もっと安価なもので好きなのないんですか?」(ちょっと鼻で笑う感じ)


この一言と表情に私はいろいろなことを感じてしまった。

ゆうじさんには共感する姿勢や、相手を思いやる気持ちが見られにくい。
好物を否定された。高価なものが好きな女だとばかにしてる?なんて考えてしまった。(被害妄想の面もあるが)

まともに社会人経験積んでいたらこんな返し方しないと思う。

好きなものについてもう少し話して、その後に「他には好物あるんですか?」とか聞けばいい。

しょうもない、いいわけ

この時、私もさすがに表情が曇ったと思う。
ゆうじさんもそれを察したのか、こんな話をし始めた。


ゆうじさん「すみません。私は人と話すのが得意でなくて。営業部とかに所属していたら違ったと思うのですが…。こんなに話が下手な男はいないですよね。」


うん、本当に下手だと思う。


なんて言えるはずもなく、フォローするのに精一杯だった。

その後もことあるごとに「営業部だったら、もう少しまともに話せると思うのに、すみません。」
を繰り返していた。

営業にいても同じだと思う。

謙虚なことはいいが、ひたすらネガティブなことを話されてもフォローのしようがないし、疲れる。


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【婚活アプリ】ゆうじさん4


なにもかもセンスがない?感性が違うだけ??

外見とお店のチョイスのセンスのなさにテンション下がっていた。

しかし、せっかく選んでくれたお店だし、お料理も美味しそうだし、お話ししたら楽しいかもだし!!と奮い立たせその場を楽しむことに意識を集中させた。


「………………。」


どちらも何も話さない。

もう、このパターン何回目だかわからないから記事内では飛ばすことにする。

要はこちらがたくさん喋りかけてお相手の緊張を解きほぐしたということだ。


とりあえず料理を頼むことに。
メニューを見る。

「……………。」

ソノミ「…あっ、とりあえず前菜とメインから選びますかぁ~??」(タジタジ)

ゆうじさん「そうですね…。パスタとリゾット一つずつ注文しますか?」

ソノミ「パスタもリゾットも美味しそうですもんね~」(質問と回答ずれてる…)

先にパスタとリゾットを選んだ。
パスタ、5種類くらいあったと思う。
トマト、クリーム、ガーリック…

ゆうじさん「このパスタどうですか」

ソノミ「!…っですね、おいしそうですね!」

ゆうじさんが提案したパスタ、それはまさかのイカスミ…。

ここで、なにも思わない人はすんなりと結婚できるのではないだろうか。
私はだめだ。

なぜこのシチュエーションでイカスミ!?もっと無難なメニューあるでしょう?でももイカスミが好物とか?

と、3秒くらい頭のなかがぐるぐるした。

ソノミ「イカスミがお好きなんですか?」

ゆうじさん「いえ、特にそういうわけでは…」


じゃどういうわけ???

長くなりそうな予感

何か、噛み合わないかも…と先行き不安な気持ちを胸に何とか料理を注文した。
前菜、メイン、パスタ、リゾット。
無難な感じにはなった。

と、この時は思っていたのだが、この無難と思われた注文がゆうじさんにとっては無難ではなかったことが後々判明するのである。

料理注文だけでこんなに文字数を使ってしまった。ゆうじさん、恐るべし。事細かに印象がある人そんなにいないから余計にそう思う。

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【婚活アプリ】ゆうじさん3


ババァのファッションチェック

仕事帰り。スーツの男性。
このシチュエーションでも何かださい。
なぜだろうと密かに、お店に向かいながら観察していた。
(棚上げババァ劇場が開幕するので、不快に感じる方は飛ばしてください。)


まず、姿勢。猫背はスタイル悪く見えるなと再確認。男女関係なく姿勢は大切だな。
時間や努力は必要だが意識したり、筋トレしたりで少しは改善できる問題だし。

そして、コート。
ゆうじさんはフードつきのテロテロしたコートを着ていたのだ。

スーツに合うコートはいくつか種類がある。
しかし、私はいまだかつてスーツのコートにフードつきコートを着ている男性を目の当たりにしたことがなかった。

さらに、バッグだ。
こちらもまた、ビジネスマンでは見たことのない種類のバッグをお持ちだった。

大学生が使うようなショルダーバッグ。キャンバス生地?みたいな素材。
そしてその持ち手を最大限か?というくらい長く設定して、肩にかけていた。

20代前半なら許せると思う。ゆうじさんは34歳。
このギャップでゆうじさんはダサく見えていたのだと思う。

テンション下がってきた。今も。

ただ、外見はなんとでもなるし、中身もちゃんと知ろう!と思って気を取り直した。

ゆうじさんが予約してくれていたお店はカップル向けのイタリアンだった。
照明は暗く、ムーディー。ウェイターもしっかりしている。コースで注文するのが無難かなと思わせるようなお店であった。

おー、これはちょっと気まずい。

周りは純粋なカップルばかりの中に本日初対面の婚活カップル。

私のよくないところはこのように客観視をして勝手に比較するところだ。
この時点でまた、テンション下がってきた。

ここまで書いて、自分のわがままさに愕然としてる。


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【婚活アプリ】ゆうじさん2


残念だけど食事することに

おかたい雰囲気のゆうじさんであったが、会う約束は意外にもゆうじさんの方から提案してくれた。

日程がうまく合わず、ゆうじさんは仕事だが、私は休みの日に会うことになった。
私は断然、初回お茶派のためお茶を提案した。

しかし、ゆうじさんは「せっかくなので食事もとりませんか」と誘ってくれた。


「めんどくさいーーーー!」


という気持ちを隠して
「そうですね、お腹すいちゃいますよね」と同調した。
今くらいの婚活狂人レベルなら「いえ、初対面だし、まずは軽くお話ししましょう」と強気で出られるのだが…。

ホラーマン??

お店はゆうじさんが予約してくれたと話があった。
このやりとりの前に食べられないものや好物の話題にはならずに少し残念だった。

まぁ、大人の男なら初対面の人と行くお店の一つや二つあって当然なのかなと思ってスルーした。

ただ、割勘になった際の心の準備はしたいため、できれば行くお店の雰囲気とか知っておきたいというのが本音。



そして、初面接日。

待ち合わせ場所に早くついたがゆうじさんらしき人物は見当たらない。
少し辺りを見渡すが、いない。
こうなってくると少し不安になってくる。


そして突然声をかけられた。


まさに漫画の効果音のように

『ニョキッ』

と、右側後ろよりから声をかけられた。


ゆうじさん「ソノミさんですか?」

ソノミ「(わ!ビックリした!)はっ、はい!」


その、登場の仕方とゆうじさんの風貌から、ホラーっぽい雰囲気を感じた。

確かにプロフィールの写真と顔の造形は同じだ。
しかし、写真よりもマイナス7キロくらいのやせ形に見える。
そのため、ぱっちりした目がギョロっとして見える。さらに猫背。

一言で言うと不健康そう…。

さらに、仕事帰りでスーツ着ているのに何かださい…。

テンション下がってきた…。

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【婚活アプリ】ゆうじさん1


かたい男

婚活アプリで知り合った。ゆうじさん。

○34歳
○金融系
○写真の印象よし。(清潔感あり。ジャニーズっぽいかわいらしい雰囲気)
○身長170㎝前半

とりあえずのハードルは越えていたため、やり取りを始めた。


……。

もう、見出しに書いているが、ゆうじさんとのやりとりはどこを切り取っても『かたい!!』

数回やり取りをしてもビジネスメールとしか思えない!


「ソノミさんは休日は何をしていらっしゃることが多いのでしょうか?私は○○…。」

「△△と考えております。では□□でご検討いただけますでしょうか。」


どのやりとりもこんな感じ。雑談もお伺いも全部こんな感じ。
(男性の方、あまりにも丁寧すぎてもかたくなっちゃってつまらなくなる場合もあるので、3回くらいやりとり続いたら、少し砕けた方がいいと思います。)


なんか、かたいなー。つまらないかもしれない…。

ただ、一応会話にはなってるし返信もあるからただ単にメールが苦手なだけなのかもしれない。

と思い、続けていた。

キーワード『出張』

ゆうじさん、かたい雰囲気だけあってメッセージのネタもあまり反応がよく感じられなかった。

質問に答えるだけで、深くは話さない、私への質問も少なめ。

しかし、そんなにゆうじさんとのやりとりの中でもやけに出てくるワードがあった。


『出張』だ。


仕事の部署的に各地に出張に行くことが多いらしい。
どこにいった、今週はどこに行くなどの情報は惜しみ無く、むしろ積極的にメッセージに書いている印象であった。


このキーワードは実際にお会いした際にも大活躍するのであった。(ゆうじさんにとっては…)


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