【婚活アプリ】しんごさん5
楽しくなってきて、つい…
今回のように、こんな風に楽しく、長く時間を共有できる相手はとても貴重で奇跡だと思う。
そんなこともあり、とにかく純粋に楽しくなっていた。
わたしの悪い癖なのだが、楽しくなってくると、ついつい正直になってしまう。よくも悪くも。
しんごさんから、好みのタイプについて聞かれた。この質問を相手からされると、建前だとしても興味もってくれてるのかなと感じるので嬉しい。
ソノミ「物事に関する善悪の価値観が合うとか、困難があっても乗り越えられる気概のある方は好きかな~」
しんごさん「そうなんだ。外見は?芸能人でいうと?」
しんごさん「そうなんだー。阿部寛とかは?」
ソノミ「」(急に阿部寛!?なに?)
ソノミ「」(……はっ!!!)
そう。何回か紹介したが、しんごさんは濃いめの顔立ちのイケメンの部類なのだ。
この質問は純粋に私の好みを聞くためだけのものではなく、自分の外見がソノミから見てどう思うかも聞きたかったのであろう。
そこにすぐに気づけなかったばかりに、正直に真逆の回答をしちまった…。
こういうのが男性のプライドを少しずつ削っていくんだよな…。
【婚活アプリ】しんごさん4
婚活っぽくない!
ストレスなく楽しく話は弾み、食事も美味しく頂いた。
婚活ストレスの一つ、お会計問題の時間がやってきた。
なんと、しんごさんは食事をごちそうしてくれた。
なかなか夜の居酒屋での食事代を全額出してくれる婚活男性はお目にかからない。
ちょっとテンション上がった。
建前だとしてもご馳走してもらえるのは女性として第一印象が認められた気分になる。
そしてさらにテンションが上がるできごとが。
お店を出た後、しんごさんからもう一軒行かないかとお誘いがあった。
婚活アプリで二軒目に誘われたのはこの時が初めてであった。
率直に嬉しいと思った。しかし、すぐに我に帰った。
初対面で楽しく話せて、ルックスも悪くないしんごさん…。
ヤリモク…!?
アプリに関与している限りこの思考は切っても切り離せないんだろう。
【婚活アプリ】しんごさん3
カウンター席はやめてほしい
しんごさんとは、居酒屋に行った。お店決めも違和感なく、好き嫌いの確認があったりとスムーズだった。
しかし、いざお店に入り、通された席はカウンター席だった。
婚活で初対面この際、長時間いなくてはならない雰囲気の居酒屋には極力いきたくない。
が、都合がつかないこともある。
ならば、せめてカウンター席は避けていただきたい。予約の段階でここ、うまく調整してくれる男性はボール素敵だと思う。
ほとんどいないけど。
初対面、しかもネット婚活で出会った二人が話す内容をカウンターのなかにいる店員に聞かれたくないのだ。
そう、私は自意識過剰だ。
だけど、同意見の女性は結構いるのではと秘かに確信している。
話題をふってくれる
カウンター席で少し「がーん」となったが、しんごさんは外見の雰囲気は悪くないので、店員からの視線を痛く感じなかった。
これが、外見からなし!!!(カッパ、極度に背が高くない)っていうタイプの片方が相手だと店員からの好奇の視線が痛く感じるのだ。
(実際はそうではないと思うけど、店員によっては話しかけてこようとする人がいるから、お客のことを観察している人はいる)
しんごさんはよくしゃべってくれた。
内容や話し方に嫌味や違和感がなく、こちらもすいすい質問したりできた。
いわゆる言葉のキャッチボールがちゃんとできる方だった。
これは貴重!
そして、しんごさんは鉄道会社に勤務とのことであったがそれは転職してのことだったそう。
それまではインフラ関係の仕事ではあったものの、潰しが利かない職種だったらしく、将来の安定を考えて鉄道会社に転職したのだと教えてくれた。
ここ、私としてはポイント高かった。
将来を見据えて行動ができる、しかもちゃんと結果を出している。
仕事は生活と直結することをわかっている人なのかなと好印象であった。
【婚活アプリ】しんごさん2
返信が早い!
お世辞とわかっていても「いいねもらえるとは思わなかった」なんて言われたら嬉しい。
こういうことを言える時点でやはりこの人モテたんだろうなと振り返る。
そして、しんごさんは返信が早かった!
LINEかなというくらい、アプリ上のメッセージのやり取りのスピードが早かった。
一日一通が原則!みたいな風潮が強い婚活アプリではよくも悪くも印象的であった。
○早い=興味がある、頻繁にログインしている、平行人数が多い
○遅い=興味ないのかな?(短文ならなおさら)、平行は少ないのかな
というイメージ。
私はこの頃はもう、だらだらメッセージのやり取りして会ったときのフィーリングが合わないことへの時間の無駄っぷりに飽き飽きしていたため、話がさくさく進むのはありがたかった。
そして、しんごさんはメールの内容も女子受けするものであった。適度な絵文字。相手の発言に対してちゃんとコメントをする。など。
とにかくやりとりしていてストレスが少ないのだ。(男性のみなさんこれ大事です。メールでもリアルでも!)
ただ、気になることが一つ。
メッセージでは、始めは敬語でやり取りしていたが、突然何の了解や宣言もなくため口になったのだ。
違和感ありまくり。多分、年下の子とのやり取りしてて、誰が誰だかわからなくなっちゃって錯覚したのかなと…。
まぁ、平行はお互い様なのでいいんだけれども何だか残念。
まぁ、そんなこんなでやりとり1週間くらいで会うことになった。
チャラ男かな?
待ち合わせに表れたしんごさんは、アプリの写真よりももう少しチャラついていそうな雰囲気であった。
バッグがクラッチバッグだった。
この時点でチャラ男認定するアラサーは多いのでは?
もちろん、これだけで判断したわけではない。
前述の突然のため口や、女子受けの心得がある要素も加味してだ。
ここまで、最初の挨拶の1分足らずの間に思考している。この思考スピードを他でも生かせたら、婚活などしなくても生きていけるかもしれない。余談だが。
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【婚活アプリ】しんごさん1
アプリでいいなと思った一人目
自分からまた会いたい!と思えた初めての方だった。そのため、よく印象に残っている。
アプリ戦績、「40分の2」の内の一人だ。
詳細は数値で整理をご参照。
【現在のこと】ここまでを数値で整理 - 婚活ってこんなにしんどいものなんですね
掛け持ちしていたアプリの一つに有料期限が迫っていた。
もういいかな、という気持ちと、最後に検索かけるか~という気持ちが混在してた。
私はお金は大事!という性分のため、お金かけてるし…という根性で最後に検索かけることにした。
たしか、全体からのアプローチ数が多い順だったと思う。
100はいかないが、男性では多い方で50くらいあった気がする。多分少し前に登録したのかなという印象だった。(そういうのがわかる時点で…)
とりあえずのハードルを越えてきたが…
まず、顔。
よし、好みじゃないけど大丈夫。むしろかっこいい部類だ。昭和の若手俳優ってイメージ。
顔以外にも全体の雰囲気がわかるものも載せていて好印象。
身長も175㎝くらいだったかな。
年齢は30歳。範囲内。
職業は鉄道会社勤務。よし、安定してるぞ。JRなら儲けもんだ。
そこで、我に帰る。
この人絶対モテるだろ。
私がアプローチしたところで返ってこないかなと、予想していた。
しかし、お金払ってるし!と、自らいいねをおくった。
なかば諦めていたが、意外にもしんごさんから返事が来たのだ。
本気か?
返答には、私からアプローチもらえるとは思っていなかったため、とても嬉しいです!みたいなことが書いてあった。
今思えばお世辞だったかもしれないが、私は単純ババァなので、ちょっと信じてうれしくなってた…。
こんなの、誰にでも言えるのにね。このあたりから、けっこういいなと思い始めていたかもしれない。
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【パリピ飲み】バツイチたかし終
同じことを繰り返す
告白を保留にした後も、たかしとは数回会っていた。
一緒にいるのは苦じゃない。ルックス、仕事、女性への扱い、すべてが平均以上。婚活市場にはない優良物件だ。
しかし、これは今思えばなのだ。
その頃、私はまだ選ぶ側にいると信じて疑っていなかった。
佐々木さんの記事にも記載したが、その時にはその貴重さや、ありがたさには気づけないのだ。
【合コン】佐々木さん1 - 婚活ってこんなにしんどいものなんですね
何度かたかしに返事を聞かれたが、明確には答えられなかった。
(他に合コンの予定も入っていたりした。)
そうこうしていたら、たかしから連絡が来なくなった。
そして、振り出しに戻る
その頃は「あー、来なくなったな。ま、いいか。」程度に考えていたけど、今思うともったいなかった。
もし今、たかしが私にアプローチしてくれたらとりあえず付き合うだろうな。
ってこの感覚自体が婚活での自分の市場価値をわかってないな。
漫画タラレバ娘に回転寿司で選択肢を表現する場面があったけど、まさにそれ!
もう取らなかったお皿は次の周にはないのだ。
……痛感!!
ただ、今も引っ掛かるのは、たかしがメンタル弱い系女子に入れ込む(入れ込んだわけではないか?)要素があるところ。
私はメンタル弱い系女子も、そこで自分のプライドを満たす男もあまり好きではないのだ。
そう、考えるとたかしとはやらはり相容れないかもしれない。
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【パリピ飲み】バツイチたかし4
深読みしすぎかな
前記事に記述したようなことをたかしは隠さずに話してくれた。(ようにその時は思えた。)
私の話もよく聞いてくれた。
一緒にいて苦じゃないなぁとは思えた。
だけど、何かひっかかった。
元奥さんの言動をたかしの口から聞いて、思ったことがある。
……この奥さん、メンタル弱い系なんじゃないか???
たかしの仕事が忙しくなり、家に帰るのが遅くなったことに対して、さみしがったり。
さみしがるのは当然だけど、そのくせ自分は家事をまともにしていない。
仕事もそこそこパートのみ。
話を聞いているとわがままな、お子さまっぽい雰囲気を感じた。そして、挙げ句のはてに浮気をする…。
まぁ、たかし談なので信憑性は定かではないけど。
私が引っ掛かるのは、そんな端から聞いたら破綻している夫婦関係や、元奥さんのことを感傷的に、少しドラマチックに語るたかしの言動だ。
美化している、というか執着しているような、メンタルの弱さに引っ張られている印象を持った。その元夫婦自体に少し嫌悪を感じた。
これは私の偏った価値観に基づいているけれど。
3回目神話
しかし、たかしは基本的には常識人だし、一緒に過ごす分には楽しかった。
なんだかんだと3回目のデートを迎えた。
とある神社の近くで飲んでいて、酔いざましでその神社に行った。
なんかムードを感じて緊張した。
そして案の定、告白されたのだ。(告白…なんか古さを感じるのは気のせい?)
たかし「一緒にいて楽しいし、付き合いたいと思ってる。」
正直、たかしについて本気で考えたことがなかった。嫌じゃないけど好きでもない。でも条件や人柄は悪くない。打算的要素が巡りめぐる。
ソノミ「ありがとう。私も楽しいけど、今すぐ付き合うっていうことを正直、ちゃんと考えたことなかった。時間がほしい。」
割りと正直に答えた。
たかしは理解を示してくれた。もう少し一緒に遊ぶ機会を作ろうという方向で落ち着いた。
男を試す(試したつもりはないが)
結局そのまま終電近くまで飲んでいて、たかしの終電がなくなってしまった。
たかしとは、打ち解けていた気持ちになっていたため、私も気が緩んでいた。
なにもしない、という条件でうちに泊まることになった。
そして、たかしは見事なにもしないでくれたのだ。
ここで手を出さずにいられる男性ってなかなかいないと思う。そういう点ではたかしは男気があったのかもしれない。
はたまた、これも臆病になっているがゆえだったのかもしれない。
今思うと、離婚している人ほど誰かと関係を持ったり親密になることの喜びやリスク、恐怖をよく知っているんだなぁと実感する。
だから安易には手を出さなかったのかもな。だとしたらたかしはいいやつだった。