【奈落の底】バーベキュー大会12
長らく投稿が滞っていましたが、唐突に続きを投稿します。
もう書かなくてもいいかなと考えていましたが、
細々とでもブログを続けることは気分転換になっていたなと思い返し、再開しました。
二次会への誘い
何かを諦めない幹事こと、若林さんは女性二人が突然帰ったり、半泣きになりそうなおなごが数名いてもお構いなしに二次会の提案をした。
この強靭なメンタルはやはり彼の良いところだ。
若林さん「二次会いく人~~!?」
サッカーさん「はーーい!!」
他の男性メンバーは周囲の様子を窺っている。
女性陣は片付けや身支度に忙しい振りをして聞いていない振りをした。
さすがに若林さんもあきらめたのかそれ以上は募集の声かけはしてこなかった。
と、思いきや。
いざ解散となり、各々が散り散りになる、解放される!となった時だった。
バーベキュー会場は混雑していたため、私とユキコ、なっちゃんは早くその場から離れることができなかった。
すかさず若林さんがやってきた。
本能的にやばい!と思ったが、身動きがうまくとれない!
若林さん「帰っちゃうの!?二次会やろうよ!」
ソノミ一行「…っ、これから、よ、用事あるんで、ごめんなさい、今日はありがとうございましたっ!」
結構な早口で伝えて若林さんに背を向け、混雑で思うように歩けないなか、歩き出した。いや、逃げ出した。
苦渋の決断
ユキコとなっちゃんと反省会をして、今回のバーベキューは一体なんだったのか話し合った。
が、答えは見つからなかった…。
地獄を見た…それがただ一つの真実であった。
そんな話をしていると、あさみからLINEが。
若林さんが、今日のメンバーのグループラインを作りたいと言っているがどうしようかと。
このどうしようというのは、LINEに入るかどうするか、ということではない。
LINEに入らないのは前提で、どう断るか?断って仕返しされたら怖いよね?という意味だ。
ユキコもなっちゃんもアカウントが知られるのは嫌だが無下に断って変なことされたら怖いと同じことを言っていた。
特に、サッカーさんが写真をちょこちょこ撮っていたため、悪用されたら怖いと口を揃えていた。
苦渋の決断をした。常識の通じなさはバーベキュー中に痛いほどわかっていた。
グループラインに入り、お礼だけ伝えて頃合いを見て抜ける作戦に出た。