【奈落の底】バーベキュー大会8
地獄からのベルが聴こえる
とにかく早く時間が過ぎてほしいと思いながら、女性陣と会話していた。
地獄は突然始まった。
若林さん「はーい!みなさん、注目!」
若林さんが声かけを始めた。
若林さん「親睦をより深めるためにここでゲームをやりたいと思います!」
女性陣にはその声は地獄からのベルに聞こえた。
アラサーの無視再び
若林さん「はい!みんな集まって!」
一瞬聞こえない振りをしようとしたが、若林さんの圧に押されて行くしかなかった。
ちなみにあさみの同僚たちは聞こえない振りをして、集まる気配はなかった。
あさみ、なっちゃん、ユキコ、私は仕方なく若林さんのもとへ。
(あさみは幹事としての意地しかなかったと思う。)
若林さんはあさみの同僚に向かって
「あれー?君たちは!?参加しないの~?」
と、チャラめに声をかけていたが、あさみの同僚たちはそれでも聞こえない振りをしていた。
(ここでもアラサーの無視が…。ただ、この場合は女性を擁護してしまう。)
若林さんは諦めて、私たちと少しの男性陣に説明し始めた。
男性はサッカーさん、若ハゲさん、アパレルさん、太っちょ、あと誰かだった気がする。(忘れたい記憶のため不確か)
男性も何人かは聞こえない振りをしているようであった。