【パリピ飲み】バツイチたかし1
パリピに出会う
何度も書いているが、28~29歳の時は本当に合コンやら婚活パーティーやらに頻繁に行っていた。
そうすると、普段は知り合わない人種とも遭遇することがある。
そう、それがパリピだ。
書いていて思ったが、もうパリピという言葉は流行っていないかもしれない。
たかしはそんなパリピを通じて知り合った男だった。
パリピがパーティーを開く理由
何かの合コンで知り合った男に、お店の貸し切りパーティーに誘われた。
主催者の友達やその友達など誰でも参加していいよ!みんなで飲んで友達になっちゃおうぜ!なパーティーらしい。
その主催者がパリピだった。
当日、私は友達のなっちゃんを誘ってパリピの主催するパーティーに参加した。
会費は一人3千円位だったかな?男性はもっと払っていたかも。
このパーティーに参加するまではパリピって、ただのパーティー好きが騒ぎたいからパーティーしているのだと純粋に思っていた。
しかし、このパーティーに参加してパリピがパーティーをする理由も様々であることを知ったのだ。
パーティーの仕組み
続々、続々と人が集まってくる。
多分、40人くらいの男女がいたと思う。
美女、イケメンから不細工まで、いろいろな人が参加し、会話を繰り広げている。
出会いの真剣度はさておいても、出会おうと思えば出会える、そんな場所に見えた。
食事や飲み物はよくある結婚式の二次会のような立食形式。
食事が足りなくてもそんなことは関係ない様子。
お店の貸し切りの料金、正確にはわからないが、そこまで高いとは思えないようなカフェダイニングであった。
そう、今回のパリピの正体は『金の亡者』。
出会いを探している男女の心理を利用した軽いビジネスなのだ。
きっと、参加費は上乗せされている。それでも人が集まれば黒字になるのだ。
こういったことをやっている人、結構いるのかもしれないけど、私は純粋無垢な環境で育ってきたのでその時初めてそういう人種がいることを知ったのだ。
しかし、参加してしまったものは仕方がない。流れに身を任せてパリピのパーティーを楽しもうではないかと割りきった。