【相席屋】年下の男3
5歳年上アラサーを誘うメンタルとは?
やっぱり相席屋でいい出会いはないのかなぁ~。西田くんか細川さんにお願いして合コン開いてもらいたいなぁ~。
とぼんやり考えていた時。あの日から3日後。
西田くんからはLINEがきた。
「先日はありがとうございました!よかったら今度ご飯でもいきませんか?」
正直驚いた。5個も上のアラサーをサシで食事に誘うとは…。
いったい全体どういうつもり!?と、少し動揺した。
しかし、西田くんの上司への気遣いっぷりに軽く尊敬の念を覚えていた私は興味本意で食事に行くことにした。
24歳の輝きとひやひや?
話し合って、私が前から行きたかったお店にいくことに。居酒屋ではなくごはん屋さんにした。
お酒を入れるとなにか間違いが起こる可能性が上がりそうな気もしていたのかもしれない。
西田くんは仕事帰り。さすがに若い!仕事を終えてもなおキラキラしている。アラサーあたりから感じる一日の疲れが全く感じられない。
私は今でこそ年相応なババァだが、2年くらい前はわりと幼く見られていた。(戯れ言です。許してください。)しかし、本当の若者と一緒にいるのはさすがに気が引けた。アンバランスさが周囲にばれていないかと何だかよくわからないひやひや感があった。
だんだん仲よくなっていく~
食事自体は楽しくできた。やはり、西田くんは目上の人に対する気遣い、言動のわきまえが私のフィーリングと合っていた。
そして、私は西田くんの恋愛対象になるとも思っていないため、言いたいことはズバズバ言っていた。要はこのブログのように腹黒さを垣間見せていたのだ。
普通の男性だったら引きそうな場面でも笑ってくれたり興味を持ってくれたりしたのだ。
単純に心地よかった。
西田くんは2件目に誘ってくれた。
少しお酒が入ったが、やましいことはなかった。
お互いや友人周辺の恋愛話などしていた。
西田くんは中高男子校、大学も理系だったため女友達がいない、現在の仕事も女性と縁がない、出会いがないと話していた。
実は私も女子校時代があり、共通点があった。
そんな話題から派生して、西田くんから今度合コンしようと誘ってくれた。