【婚活パーティー】井上さん終
夕食の時に思いを伝えよう
夕方になってきても肝心な話を切り出せない。でも、言わないと!夕食の時に絶対伝えよう!!
そう決意した。
ソノミ「このあと、どうします?」
井上さん「18時くらいに会社にいかないといけないんだよね。」
ソノミ「」
現在の時刻は17時近い。
井上さん「軽くなにか食べる?」
ソノミ「はい!」これは予想外…!
適当なお店に入るが、店内は混んでいて料理がなかなか運ばれてこない。
井上さんは明らかに時間を気にしている。
こんな状況では、ゆっくり話せない。
完全に振り回されている
結局お店では急いで食べる形になり、伝えたいこと聞きたいことは一切話せず。
18時くらいになり解散する他なかった。
今思うと、いろいろな疑問が湧いてくる。いや、当時も湧いていたけど好きな気持ちで盲目になっていたんだな。
なぜ、先に18時には切り上げたいことを伝えてくれなかったのか?
1時間も余裕のない中、なぜなにか食べる提案をしたのか?
謎である。
何度も言うが、今だったら絶対こんなやつと付き合いたくない。
そして未読スルーからの本当の終わり
解散後、お互いに連絡はしなかった。
悩みに悩んで、伝えたいこと聞きたいことを全く聞けていないため、ダメ元のダメ元で再度LINEをした。
ソノミ「○○日あたりで空いている日あったら会えませんか?」
このLINEは○○日を過ぎても、1週間、1ヶ月を過ぎても未読のままであった。
井上さんとはこのまま終了したのだった。
振り返って思うこと
自分のへたれっぷりが情けない。井上さんの連絡無精っぷりも理解の範疇を越えている。興味ないなら3回4回と会わないでほしい。
と思っていたけど、今の私なら少し井上さんの言動は理解できる。
もし井上さんが本気で婚活をしていたと仮定する話だけれども。
私は井上さんにとって、自分から行くほどではないけど、婚活市場においてはよくも悪くもない、妥協できるかもしれない相手だったのではないか。
今井上さんと年齢が近くなってきて、リアルな婚活女性、男性を目の当たりにしているからこそ思う。
このレベルでさえこれから出会えないかもしれないという不安と恐怖だ。
理想を求めるのか、妥協して結婚するのか、それが幸せなのか、価値観の多様性が今日も私たちを苦しめていく。
(安いホラー小説的な終わり方をイメージ)
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