【くそ野郎】岩崎さん3
当然のようにおごられる男
岩崎さんから2回目の食事のお誘いがあった。
初回は岩崎さんが奢ってくれたので、今度は私が奢ります、といった話をしていた。(半分社交辞令だが)
そのためか比較的安価な多国籍料理屋に行くことになった。
初回同様、人目を忍んでお店で待ち合わせ。(もちろん岩崎さんからのご要望だ。)
まぁ、会社の裏話など共通の話題はあるため基本的には楽しく過ごせた。
そしてお会計。岩崎さんは当然のように私におごられた。
いや、いいんですよ、そういう話はしていたので。ただ、私よりも年上で会社での立場も上の男が当然のようにおごられるってどうなの。
と、少し違和感があった。
流されやすかった時代
割りと早い時間であったため、飲みに行く話になった。
内心、なんだかあんまりいい方向には進んでいないのではと考えていたが、断る勇気もなく飲みに行った。
しかし、またもやお店選びを私がすることになった。前回は同様あまり土地勘がないという理由で。
そのくせ会社の人に見られるのはよくないから。と個室を希望してくる。
今思えば、なんだこいつ、ふざけんな自分で探せや!とブログでボロクソに記事にする出来事であったが、当時はそんなことは思わずに上下関係を考えたら仕方ないかなと考えていた。
適当に思い当たるお店を探して、電話をしてお店に向かう。(電話はもちろん私です)