【婚活アプリ】亮太さん3
登場!ハカセ男
亮太さんがしゃべる度にクソ男のことを思い出してイラつく。
さらに、亮太さん自身の言動にもイラつき始めていた。
亮太さんは『ハカセ男』だったのだ。
※ハカセ男とは
自分の知っている知識を空気を読まず、どんどこどんどこ説明してくるハカセのようなタイプの男のことである。主に長男や理系、頭のいい男に多いタイプである。(ソノミ調べ。要は偏見。)
『 私が私は』病
亮太さんはもともと海の生物がお好きのようで、水族館に入ってから、ポツポツと海洋生物に関する豆知識を話してくれていた。
このあたりまでは話題提供してくれて親切だなぁとかよく知っているなぁと好意的に感じていた。
しかし、私の勝手な事情によりイライラが募ってきていたため、出る話題出る話題が海洋生物についてということにもなぜかいらついてきた。
もう自分でも自分がわからない。
別の見方をすれば、気を使って話をしてくれていることはいいことなのに。
あぁ、そうか。
私が海洋生物にそこまで興味がないから、つまらないというところに焦点があっているのか。
私が興味なさそうなのにそこを無視して話してくる状況が嫌なんだ。
なんて勝手な女なんだ!!
自分でも心底思う。この性格の悪さは問題だと。私が私は病だ。
これは結婚できない女の特徴だわー。