【恋活パーティー】高田さん5
何かが不完全
高田さんに某有名テーマパークに誘われた。
即行きます!とはならない。
高田さんは、外見を除けば中身は素晴らしい人…。なんで好きになれないんだ、一歩踏み出せないんだ…。
いろいろな友人に相談してみた。
高田さんと知り合ったパーティーに一緒にいたあさみは
「えっ、あの人と会ってたの?あれはないよ、なしだよ。ソノミならもっといい人選べるよ!」
と、バッサリ。
あさみいわく、ハゲかかっている、つまらない、顔がタイプではないとのこと。
極めつけは「ソノミはあの人とキスできる!?」
\(^o^)/
答え出ました。「で き な い」
外見の大切さに気づく
あさみの歯に衣着せぬ物言いのおかげで、自分がなぜ高田さんに進むことができないのか理解した。
これが生理的に受け付けない外見ってことなのか?
生理的に受け付けないまでいかなくても、恋愛対象にはならないってことなのか?
とにかく高田さんとキスはできない。それは明確な事実であった。
今思うと、あのブッダ崩れの顔、私服の微妙さ、ハゲかかりの頭、初対面でのしゃべらなさ、などは年収でプラマイゼロになっていたのかな。
それを明け透けにしたくないがために、中身のよさを必死に探していたのかもしれない。(なんてやつだ…)
自分で思ってる以上に外見に価値を置いていたことに気づいたのだった。